つくば常民大学11月(第38回)

【画像クリックで詳細表示】

講師　

• 小村 純江　氏（日本常民文化研究所特別研究員）
• 題目
  「平将門伝説と妙見・北斗七星信仰－旧・下総国を事例に」
• 講演要旨
  平将門（903?～ 940）は平安中期、西の藤原純友と時を同じくし朝廷に対し反乱を起こすが（「承平天慶の乱」）、最終的には追討され断罪された。律令体制の衰退と武士の勃興、時代の動きがその背景にはあるが、人々はその悲劇性に共感をおぼえ、菅原道真・崇徳上皇とともに日本３大怨霊の一人として、畏敬の念をもって語り継いできた。没後千年以上経た今日でも「東の将門、西の純友」と根強い人気を持つ武将であり、日本全国には数々の将門伝説がさまざまな形で残り、多くは北斗七星に由来する七の数に関係して語られている（小村『妙見信仰の民俗学的研究 －日本的展開と現代社会－』2020）。
  　
  現在の茨城県は将門が活躍した旧下総国の一部であり、将門伝説が多く伝わる地でもある。今回は、将門と妙見信仰の関係に焦点をあて考えてみたい。
  
  

開催日時・場所・参加費

• 日時　2024年11月21日（木）13：00～15：30
• 定員　あり　30人
• 参加対象者　限定なし
• 参加費　有料（資料代３００円）
• 事前申込　不要
• 場所　つくば市二の宮交流センター

問合せ先

• 団体名　つくば常民大学　担当：佐野
• 連絡先　sano3kyh★hotmail.co.jp　（★を@に変更してご利用ください）