つくば常民大学６月(第33回)「ヒロシマからの伝言　ー世界平和への願いをこめてー」

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講師　

• 村上 啓子 氏（広島・被爆者）
• 講演要旨
  1945年8月6日８時15分、人類史上初の原子爆弾が広島市上空600mで炸裂。爆心から1.7キロの自宅にいた父、母、弟（2歳）、妹（生後57日）と私（8歳）の家族5人は奇跡的に死を免れ、両親と妹は被災者収容所、弟と私は中国山地の父の実家に引き取られた。
  そして、8月15日敗戦。国民学校3年生の私は「防空壕に入らなくていい」「空襲警報は鳴らない」と喜んだのもつかの間、ヤングケアラーの暮らしが始まった。　
  1947年５月3日、日本国憲法施行。「天皇制から民主主義に」「基本的人権・男女同権」「第九条・戦争放棄」、教師は涙ながらに解説、児童も大泣きしながら学んだ。あの感動は生涯忘れられない。　
  間もなく広島・長崎の原爆投下後79年が経つ。平和実現を誓ったのは空手形、人類は歴史から学ぶことを手放したのか。戦時体験者として、自信をもって次世代に渡せるものは何かと迷う日々である。

開催日時・場所・参加費

• 日時　2024年6月20日（木）13：00～15：30
• 定員　あり　30人
• 参加対象者　限定なし
• 参加費　有料（資料代３００円）
• 事前申込　不要
• 場所　つくば市二の宮交流センター

問合せ先

• 団体名　つくば常民大学　担当：佐野
• 連絡先　sano3kyh★hotmail.co.jp　（★を@に変更してご利用ください）