1. ホーム>
  2. つくば市の取組>
  3. つくば市のSDGsの取組

つくば市の取組

つくば市のSDGsの取組

SDGs(持続可能な開発目標)とは

SDGsロゴ・17ゴール

 2015年9月に国連本部で開催された第70回国連総会において「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダには2016年から2030年までの間に、世界で達成すべき17の目標と169のターゲットが盛り込まれており、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development GOALS)と呼ばれています。
 SDGsとは「誰一人取り残さない」という包摂的な世界の実現を目指す理念の下、持続可能な開発のためのさまざまな課題解決に向けた世界共通の目標です。2030年までのSDGs達成に向けて、途上国のみならず先進国の政府、民間企業、NGO、自治体、個人などあらゆる方々が関連する取り組みを積極的に進めることが求められています。

 

つくば市のSDGsの取組

取組経緯

 豊かな自然、最先端の科学技術、世界に開かれた多様性など、つくばには先人たちにより守られ受け継がれてきた資産があります。また、2005年のつくばエクスプレス開業以降、沿線地区を中心に人口は増加傾向にあります。このように多くの強みを持つ本市ですが、周辺地域の人口減少や少子高齢化など、さまざまな課題が山積するとともに、2030年以降からは生産年齢人口は減少に転じる見込みとなっており、このことによる労働力低下や税収減も懸念されます。これからのつくば市には、諸課題を克服しながら次の世代に継承・発展させていくための持続可能なまちづくりが求められています。
 SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」という包摂の精神は、つくば市の持続可能なまちづくりとも一致するものであり、SDGsを重要なキーワードとしながら、市民、議会、行政などが一丸となって具体的な取り組みを進めていきます。
 そのような中、つくば市では持続可能都市を目指し、またSDGsの達成に寄与するため、これまで以下のような取組を進めています。

  • 2018年2月 「持続可能都市ヴィジョン」を公表及びつくばSDGsフォーラムを実施
  • 2018年3月 市議会3月定例会で「つくば市政にSDGs (持続可能な開発目標)の理念を反映するための取組を求める決議」が可決
  • 2018年6月 内閣府SDGs未来都市に選定
  • 2018年9月 つくば市未来都市計画策定
  • 2019年4月 つくばSDGsパートナーズ発足
  • 2020年3月 持続可能都市宣言実施、つくば市未来構想改定(SDGsの理念を反映)

 

SDGsへ取り組む理由

 SDGsという世界共通の物差しを活用することで、これまでの取り組みを客観的に把握し、見直すことができます。改めて地域の状況を俯瞰することで、今まであまり意識されていなかった地域固有の長所や短所を再認識し、地域の魅力向上や課題解決に生かすことができると考えられます。
 また、SDGsが重要視する経済・社会・環境の3側面の統合的な考え方は、これからの多様化・複雑化するさまざまな問題へ対応するためには不可欠なものです。SDGsを活用することで、自治体が抱える多様な課題について、経済・社会・環境の3側面にわたる相互関係性を認識し、関係者間の連携や調整を図りながら効率的に施策を講じることが期待されます。
 さらに、SDGsという共通言語・目標を持つことにより、行政、民間、市民などあらゆる関係者の間で、持続可能なまちづくりに向けたパートナーシップを深めるとともに、連携・協力が促進されることが期待されます。

 

持続可能都市ヴィジョン・つくばSDGsフォーラム・つくば市政にSDGsの理念を反映するための取組を求める決議

2018forum

 2018年2月19日、つくばSDGsフォーラムを開催し、同時に持続可能都市ヴィジョンを公表しました。

 また、2018年3月16日、つくば市議会において、つくば市政にSDGs(持続可能な開発目標)の理念を反映するための取組を求める決議が行われました。

 

SDGs未来都市

つくばSDGs未来都市 選定(大臣・市長)

 2018年6月、内閣府よりSDGs未来都市に選定され、同年9月にはつくば市SDGs未来都市計画を策定しました。

 豊かな自然、最先端の科学技術、世界に開かれた多様性など、つくばには先人たちにより守られ、受け継がれてきた資産があります。また、2005年のつくばエクスプレス開業以来、沿線地区を中心に人口は増加傾向にあります。
 このように多くの強みを持つつくば市ですが、周辺地区の少子高齢化を始め様々な課題が山積し、2030年には生産年齢人口が減少し始める見込みで、労働力低下や税収縮小も懸念されます。

 これからのつくば市には、諸課題を克服しながら次の世代に持続・発展させていくための持続可能なまちづくりが求められています。つくば市に集積する技術や多様な人材を活用し、SDGsの達成に向けて挑戦していくことはこの市の使命とも言えます。

 2018年6月15日、つくば市は、経済・社会・環境の3側面における新しい価値の創出を通して、持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市であると認められ、最初の29自治体の1つおよび茨城県で唯一の自治体として国から「SDGs未来都市」に選定されました。
 現在、全国で124都市が選ばれており、茨城県ではつくば市・境町が選定されています(2021年12月時点)。

 「SDGs未来都市」の取組は、先進的な事例として全国の他の自治体はもちろん、世界にも情報発信されていきます。

 

つくばSDGsパートナーズ

 2019年4月1日、「つくばSDGsパートナーズ」(以下、「パートナーズ」)が発足しました。

1 パートナーズとは

 「つくばSDGs未来都市」として持続可能なまちづくりの実現を目指し、市民、企業、大学、研究機関、NPO、行政などが、それぞれの知識、経験、想いなどを共有するためのプラットフォームです。

 つくば市で、経済、社会、環境が統合的に発展する「持続可能なまち」を実現する<仲間(パートナー)>の<集まり(パートナーズ)>となります。
 SDGsに関心のある人を増やし、何か始めるきっかけづくりの場でもあります。
 今後、SDGsの取り組みについて情報交換できる交流会や、ワークショップなどを通して、自らがつくば市の社会課題を解決していく「行動する会」を目指しています。

2 パートナー会員登録について

 パートナーズは、「個人会員」と「団体会員」からなり、つくば市内でSDGsの達成に向けて取り組んでいる、または取り組む意欲のある個人・団体を募集しています。

会員になるには

 会員登録要件・方法等については、「つくばSDGsパートナーズ新規登録」をご覧ください。

 

「持続可能都市」を目指して

 つくば市では、SDGsの17目標と169ターゲットを比較しながら、約1,100に及ぶ事業を整理するとともに、ワークショップや懇談会などにより、持続可能なまちづくりに関する市民からの意見を集めながら、2020年度から施行する新たな「つくば市未来構想」や「つくば市戦略プラン」を策定しました。
 さらに、子どもの貧困問題の解消や地産地消の推進などSDGsと関連する課題について、経済・社会・環境の関係性を考慮しながら、地域の関係者と連携・協力し取り組んでいきます。このように、SDGsという枠組みを活用し「持続可能都市」に向けた取り組みを進めることで「世界のあしたが見えるまち」を目指していきます。

 2020年3月には、更なる持続可能都市実現に向けて、持続可能都市宣言を行いました。

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはつくば市役所 政策イノベーション部 持続可能都市戦略室です。

〒305-8555 茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1

電話番号:029-883-1111

メールでのお問い合わせはこちら